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コラム

高い向上心を持った学生は絶滅か?

皆さんこんにちは。先日は霙交じりの雪が降り、東京ではなんとこの冬初めてのことです。
寒い1日でしたが、四輪駆動が大好きな私としてはなんだかウキウキする1日でした。

さて、10新卒採用は如何ですか?
当社は、マッチングをより極める試みを行っており、毎年直行率(合格率)が厳しくなる傾向になります。今年の例でいいますと、1次試験で50%、2次で18%、3次で30%ですから、4次の私が面談するのは、応募者の3%ほどになります。このままでは採用数が未達成になるのでは?と不安にもなりますが、当社のような「人材がすべて」の会社では、その中身には徹底的に拘っていこうと思います。

選考基準が厳しくなっていくのは、入社者のレベルが向上していることの表れであり、必然的に面接官の合格基準が高めになります。これを理解した上でさらに採用力を上げていけなければ、厳しい事業競争に敗れてしまうでしょう。

ところで、クライアントの話や自社の経験から、高い目標を持って生きているガツガツした学生が本当に減っているなあ、と感じます。最新の大前研一さんの著書にもそのことが指摘されていました。このことの背景を論ずることは別の機会に譲るとしまして、私自身切実に心配しています。

ただ、当社のような小さな会社でも、数少ない“高い向上心”を持った学生に出会うことができています。彼らの情報はクチコミ及び質の高いネット情報です。だから、そこにアクセスすることがまず大事だと思います。そして、彼らと会えたら、社内のエースがコミュニケーションの窓口になるべきでしょう。彼らは一見“大人しい”人が多く、下手なグループディスカッションなどしようものなら、アホな担当者に不合格の烙印を押される可能性があります。最初から一流の人材に会わせなければ、見抜けないのです。

向上心は、過去の行動でしか判定できませんが、あえていえば、「高いレベルの会話を自然にできること」「目標や夢の話をするときに目が輝いていること」「一方でリアリストであること」などが指標です。また、説明会のアンケートの内容にもそれは表れています。注意深く読めば「こいつは違う!」ということに気がつくでしょう。逆にこういう眼力がないスタッフは採用の仕事ができません。なんといっても採用活動とは、最も困難な評価活動ですから。

本物の向上心があれば、他の能力には目をつぶるべきです。そのくらいの希少価値だと思います。
私は彼らを「のぞみ号」タイプと呼びますが、生息人数の少ない彼らを、下手に管理せず、かといって放置せず、達成感と挫折感を味わうことを経験させる高度なマネジメントが求められます。
いわばのぞみ号育成チームが必要なわけです。

樋口弘和

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