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コラム

直感は論理的に正しい?

皆さんこんにちは。
当社では「経営者の右腕となる次世代幹部やの人事部長」を輩出するための3ヶ月間の講座(経営幹部養成講座 組織人事編)を行っています。

http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/5hms/90q4bwu0kgmn523ele

今期2期目となるこの講座ですが、いつも魅力的なゲストスピーカーをお招きしています。

先日の講座では74年ぶりの独立系生命保険会社であるライフネット生命を創業し、「還暦ベンチャー経営者」として有名な出口社長にご登壇いただきました。

出口さんは私の考えている基準と比べると3段階くらい深い(あるいは広い)視点で物事を捉えていらっしゃり、そのための勉強も欠かさない方です。

今回の講演も経営や組織について世の中の原理原則からお話いただき、この上なく知的好奇心が刺激される時間を過ごすことができました。

質疑応答の際に、ある質問に対して出口さんが『「直感力」というのはバカにできない。直感的な行動や発想は(少なくともその場では)論理的に説明できないものだが、実はとても論理的で適切であることが多い』とおっしゃっていました。
隣で司会をしていた私は驚いて思わず「本当ですか?」と聞いてしまいましたが、更にこんな説明を加えてくださいました。

『直観は常に物事を考え続けている人の脳が物凄く高速回転をしている状態から生まれます。あまりにその回転が速いために、その理由がその場では説明できないのです。だから後から理由を聞かれても「気がついたらそうしていた」とか「無我夢中でそういう行動にでた」というような返答になってしまうのです。しかし本当は脳の回転が生み出す論理的な思考であり、結果として精度が高くなる場合が多いのです』

これには目からウロコでした。
たとえば、私は面談や面接での第一印象を否定的に考えていましたが、過去の実験データではその的中率は80%から85%と示しており、なかなかバカにできない精度の高さです。

これは多忙な人が毎日のように大勢の人と会う中で、短時間で相手を見抜くことができるのも同じ原理が働いているのでしょう。また経営トップが次世代リーダーを選ぶ場合などもこういうケースに近いと思います。

多くの経験や知識の積み重ねから起こる「無意識のうちの判断」が直観なのかもしれません。

ただし直観の精度が高いと言えるのは、いつも学び、いつも考えていることが前提条件となるでしょう。

学び方はさまざまですが、出口さんのように偉人の歴史から学ぶことや、今生きている優秀な人の側で学ぶことも有効でしょう。

最後に出口さんは、
『すべての出発点は「好奇心」である』
とおっしゃっていました。「直観力」を高めるには、日々好奇心をもって過ごすことが必要なのだろうなぁと改めて感じ入った次第です。

(参考)
   http://www.lifenet-seimei.co.jp/deguchi_watch/

 ▽ライフネット生命保険
   http://www.lifenet-seimei.co.jp/

 ▽書籍:直球勝負の会社―戦後初の独立系の生命保険会社はこうして生まれた
   http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/5hms/90q4ewu0kgmn523ele

 ▽経営者人事対談「尖った人材の組み合わせが組織を強くする」
   http://k.d.mail-magazine.co.jp/t/5hms/90q4fwu0kgmn523ele

樋口弘和

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