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若者定着のカギはどこにあるのか?

みなさんこんにちは。最近は説明会も始まり、学生と接点を持つことが増えてきました。

学生の質に対して去年のような驚きの声は聞かれないものの、「覇気や意欲が感じられない」という声はすっかり定着してしまったようです。
元気で素直が旗印だった新卒採用の意義そのものが問われる評価だと言えるでしょう。それに加えて、前回述べたように早期離職やメンタルタフネスの問題も多いわけですから、コストパフォーマンスの兼ね合いで、日本企業の伝統とも言える新卒採用を見直す企業が出てきているのにも頷けます。

定着に関して言えば、企業の立場で考えると、最低5年は勤めてもらわないと割りに合いません。どんなに優秀であっても入社3年で辞めてしまっては、投資の回収まで至らないからです。
今でこそ不景気の影響で離職問題は陰に潜んでいますが、3年未満でも「転職したい」と心に秘め、やる気を落としている層の数は変わらないのが実態だと思います。

彼らに共通するのは成長の時間軸が短かく、職業人としての未来価値にとても神経質だということです。そんな彼らに、面白みの感じられない仕事や魅力のない上司の下で我慢したり続けることの大切さを教え、定着させるのは簡単ではありません。

それでは、こうした状況で彼らを勇気付け、仕事を続けさせているものは何なのでしょうか?

色々なケースを見ている中で私が出した結論は、「同期のレベルと絆の強さ」です。

昨今は、個人意識が強い若者が多く、昔に比べると同期意識は必ずしも強くありません。しかし、そのような状況下でも不思議と能力が一定レベルで、かつ仲間を大切にできる器の揃った同期の絆は強く、ベタベタした会話はなくとも、ここぞという時には支えあっているようです。

特に新卒入社直後の課題への取組み姿勢は、上司や会社の環境よりも、同期の影響の方が大きいように思えます。

私が知る限り、こういう絆の強い同期ほど異質な人材の集まりである場合が多く、優劣を超えてその違いを受け入れるカルチャーをもっています。

結果としてこんな同期の仲間が揃った代から将来の幹部候補生を生むのではないか、と期待する次第です。

2011.02.17 樋口弘和

 

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