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コラム

日本とシリコンバレーのキャリア観の違いとは


皆さん、こんにちは。

現在私は、来月予定されているツアーの視察のため、約8ヶ月ぶり に米国カリフォルニア州にあるシリコンバレーに来ています。

楽天の三木谷浩史氏率いる新経済連盟が主催した先週のイベント 「新経済サミット2013」においても、この地で成功した経営者や 技術者が登壇していましたね。

登壇した彼らがキャリアについて語る際、異口同音に口にするのが 「やりたいことをなぜやらないのか」ということでした。
やりたいこと、つまり仕事を通じて実現したいことの有無と、その 気持ちの強さが私たちとは全く違うと感じました。

例えば、子供の頃から昆虫が大好きだったある技術者は、“その美し さを誰かに見て欲しい“という強い気持ちから、趣味・嗜好を共有 するサイトを作り、大成功を収めたそうです。
彼らは既にGoogleで検索すれば出てくる情報では満足できなかった ようです。

彼らにとっての会社経営は、自己実現のプロセスにすぎません。
ですから、上場あるいは売却資金というものも単なる1つの結果に 過ぎないことでしょうし、そこに注目が集まる日本とはずいぶんな 差を感じてしまいます。

一方、日本の普通の大学生が今現在キャリアで重んじているのは所 属欲求です。
一流大学にはいる際のモチベーションを、同様に会社選びにも適用 しているのです。

この差は、社会人として自分の実現したいことが見つかる時期の違 いから生じるものなのでしょう。
それがなるべく早い時期に分かれば、ゴールに近づくために企業を どのように利用してキャリアを積むべきか、明確になるはずです。

このようなキャリアの考え方は、教育の基本にも関わることですから すぐに変わるということはないでしょう。
しかし、私はこの部分に関りたいと強く思っています。

企業よりも個人の幸せが優先される世の中を作ることが 日本版のシリコンバレーが生まれることに繋がるはずだと、 私は信じています。

2013.05.02 樋口弘和

 

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