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コラム

なぜ、母集団形成に苦戦するのか?


皆さん、こんにちは。

いよいよ12月1日からナビがオープンし、2015年新卒採用業務もスタートしましたね。 弊社内も常駐先のお客様でもいよいよ緊張感が高まってきています。特に、今年はキャリア採用も継続しながら新卒採用を行う企業が多く、現場の負担は例年以上に厳しいようです。

さて、今日は今年の新卒採用情報について耳にしている話を簡単にご紹介したいと思います。

去年から今年にかけて、新卒採用におけるお客様のお悩みはほぼ「良質な母集団形成」に収斂しています。つまり、採用したい人数・質のゴールイメージに対して、そもそも応募者が質量ともに圧倒的に足りない、ということです。

トップレベルの学生はどの面接官が見ても良いが、内定辞退されてしまう。一方、筆記試験、面接試験どちらともそれなりのレベルの学生は圧倒的に多いものの、「それなり」と「トップレベル」の中間に位置する「まあまあ良い」という学生の数が圧倒的に減っているというイメージです。 こういう状態を受けて、今年の対策は所謂「母集団形成」に集中しているように見えます。

では、どのような取り組みがあるのでしょうか。

分かりやすい例でいうと、「上位校学生」に特化した早期の小規模な母集団形成が挙げられます。10月くらいから、1月くらいまでがピークでしょうか。 学生向けのセミナー(例えば、キャリアを考えるワーク型、選考突破のノウハウ提示型から、経営者との懇談型までいろいろ)を小規模ながら繰り返して、早い段階で彼らとの接点作りに励む企業(もちろん倫理憲章外の中小規模が多い)が今年は例年以上に多いです。

また、この2-3年学校との関係構築を見直し、毎年キャンパス内で、セミナーや企業説明会を行う企業も増えてきました。ここで得られる母集団は、せいぜい20-30名程ですが、双方の顔が見える場で、最初から選考に近い見抜きを行えるため効率的なのです。

いずれにしても、以前では圧倒的マジョリティだった「まあまあレベルの学生」が激減したことで、上位の学生に多くの企業の矛先が向かい、大変な激戦模様です。セミナーや説明会もエントリー人数は集まるが、実際の参加者数はとても少ない、と聞いています。

ちなみに弊社は先週、特定非営利活動法人クロスフィールズ小沼代表と特定非営利活動法人Teach For Japan松田代表をお招きし、「優秀な学生が企業に依存せずに、主体的にキャリアを形成する」という趣旨のセミナーを2回実施しました。結果、告知が直前だったにも関わらず、セミナールームの定員を大幅に超える申し込みが入りました。 これは、登壇していただいた方の魅力やネームバリューもあろうかと思いますが、学生の関心の高いコンテンツを提供すれば、まだまだ良い接点を持てるなと感じた次第です。

詳しい結果については、次回、またご報告しますね。

2013.12.05 樋口弘和

 

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